第67回日本PTA全国研究大会兵庫大会が開催されました


『日本PTA全国研究大会兵庫大会に参加して』

 長い梅雨が明け、猛暑も一段落した八月二十三日、兵庫大会が開幕しました。

 1995年に起こった阪神淡路大震災から24年、日本は数々の天災に見舞われました。今回の兵庫大会は、前々年の仙台大会、前年の新潟大会から引き継ぎ、大災害に見舞われた地域でのバトンリレーとなりました。

 大会初日は、兵庫県内・十会場に分かれての分科会の開催です。私は姫路市にて開催された第6分科会「防災教育」に参加させていただきました。大災害を経験した地域だからこそ、意識をより高めるために、風化させないために、家庭や地域で取り組む防災、次世代につなげる防災教育を多方面から学びました。実践発表ではこんな質問を投げかけられました。

 「家族がどこかで震災にあったら、待ち合わせをする場所を決めていますか?

 またここ1~2年、家族で災害の対応を話し合った事がありますか」との質問でした。 

姫路市内の小中学校では、41%の家庭で話をされているそうです。果たして群馬県内ではどうでしょうか。災害が発生する事を前提として、どんな事に気を付けるか、いざどうするのかをご家庭で話しあってみてはいかがでしょうか。

大会二日目は全国より八千人のPTA会員が、神戸ワールドホールに集いました。

宝塚歌劇団OGの華やかなレビュー、歓迎アトラクションで開幕し、引き継ぎ開会行事が行われました。記念講演では「メンタリスト・Daigo氏」をお迎えし、いろんな視点から、発想や考え方があるという事、子育てにも生かせる知恵を学びました。

兵庫大会も多くのことを学ばせていただき閉会しました。大会を通じて、ここで学んだ種を、全国に持ち帰り、さらなる充実した活動が出来る事を期待しています。来年の八月は東海・北陸ブロックが担当する富山大会が開催予定です。

 

                              広報委員長 髙山英記



8月23日(金)特別第一分科会 会場:姫路市文化センター

 歓迎アトラクション、上越教育大学大学院教授の高橋知己氏の基調講演の後、「いじめ」なんてかっこわるい!~我が子を当事者にさせないために~をテーマにパネルディスカッションがありました。


8月24日(土)全体会 会場:ワールド記念ホール

参加された群馬県PTA連合会会員の皆様


令和2年度の大会開催地・富山県から

詳しくは、兵庫大会ホームぺージをご覧ください。